肺や肝臓など、呼吸性移動を伴う臓器に生じた腫瘍の画像診断や放射線治療を行う際の課題は、
画像撮影中または放射線治療中に、患者さんの呼吸によって腫瘍の位置が移動してしまうことです。

ですが、この特徴を利用し、特定の呼吸状態にある間だけ画像撮影や放射線照射を行えば、
呼吸性移動の影響を受けない、高精度の画像撮影や放射線治療が可能となります。

このように、呼吸の動きに合わせて呼吸同期撮影や呼吸同期照射を行うための医療機器が、
呼吸同期システムです。

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1987年に筑波大学附属病院殿と共同で世界初の呼吸同期システムを
開発してから四半世紀を迎え、 弊社の呼吸同期システムAZ-733VIは
一つの完成形に到達しました。

呼吸センサとして、従来から標準装備しているロードセル(接触型、2種類)に加え、
オプションとしてレーザセンサ(非接触型、3種類)を準備し、医療現場のさまざまなご要望に柔軟に対応することで煩わしかった作業時間を大幅に短縮できます。
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  • ・モダリティに応じて使い分ける呼吸センサー

    ・遅延時間の短縮

  • ・優れたコストパフォーマンス

    ・複数センサーの使用が可能

    ・心電、呼吸同期信号の出力

  • ・簡単な波形調整

    ・呼吸量の絶対値表示

    ・充実したファイル管理

  • ・新ゲート出力モードの追加

    ・呼吸モニタの追加

  • ・緊急時のゲート信号停止

    ・異常呼吸検出

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安西メディカルの呼吸同期システムは世界中で販売されており、これまでに約2000台の実績があります。
現在、以下に示す各社の放射線治療装置や画像診断装置と組み合わせて使用することができます。

CT
シーメンスヘルスケア株式会社(本社:Siemens Healthcare Gmbh)
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
PET-CT
シーメンスヘルスケア株式会社(本社:Siemens Healthcare Gmbh)
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
Linear Accelerator
・シーメンスヘルスケア株式会社(本社:Siemens Healthcare Gmbh)
・三菱電機株式会社
・エレクタ株式会社(本社:ELEKTA AB)
Particle Therapy
・IBA
・住友重機械工業株式会社
・東芝エネルギーシステムズ株式会社
・株式会社 日立製作所
・三菱電機株式会社

メディポリス国際陽子線治療センター センター長 荻野 尚 先生
接続装置:陽子線治療装置(三菱電機)
使用目的:肺、肝臓の腫瘍への呼吸同期照射

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