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呼吸センサの取付方法

ロードセルセンサの取付方法 ロードセルセンサの取付け方法
レーザセンサの取付方法 レーザセンサの取付け方法

呼吸センサの校正方法

ロードセルセンサのキャリブレーション方法(AZ-733VI)(STANDARD)
ロードセルセンサのキャリブレーション方法(AZ-733VI)(DEEP)
キャリブレーション方法(AZ-733V)

レーザーセンサの設定法

レーザーセンサの設定法

レーザーセンサの使用法

レーザーセンサの使用法

息止め

Anzai Breath Learning Equipment (ABLE)

ユーザーレポート

メディポリス国際陽子線治療センター センター長 荻野 尚 先生

接続装置:陽子線治療装置(三菱電機) 使用目的:肺、肝臓の腫瘍への呼吸同期照射

荻野先生は、1996年本邦において初めてとなる医療専用の陽子線治療施設である国立がんセンター東病院の設立から立会われ、安西メディカル社の呼吸同期装置との関わりあいは10年以上となります。陽子線治療の特徴である正常組織への影響を少なくしつつ、がん病巣に集中した放射線の効果を得る治療において、呼吸同期照射は不可欠であるとのことで、呼吸同期照射治療の臨床経験が豊富な先生からのコメントをご紹介させていただきます。

「初期の安西メディカルの呼吸同期装置では、呼吸センサーの取扱いに手こずることもあったが、現在のレーザセンサでは患者への施行が簡便になり、また、得られる呼吸波形もターゲットとの相関性に確信をもっている。呼吸同期照射は、一般的に通常の照射と比べると治療時間が長くかかり効率が悪いと言われているが、患者様の協力が得られれば、実際はそれほど時間を要しません。むしろ必ず必要である患者固定の時間が治療トータル時間に占める割合が大きいため、呼吸同期照射を行なうことで治療時間の効率低下を指摘するよりは、人体に放射線をあてて治療する副作用(正常組織の炎症や低被ばくから発生するがん)を低く抑えることができる陽子線の特徴を生かさない治療のほうが、相対的にみてリスクがあるように感じます。海外の粒子線治療施設で呼吸同期照射の実施例が少ないのが不思議です。」

陽子線治療装置を利用した治療の特集
陽子線治療装置を利用した治療の特集

参考文献

The first paper showing the advantage of visual feedback for left breast DIBH(2024) Novel breath-hold liver target stereotactic ablative radiotherapy using the intrafraction diaphragm registration of kiV projection streaming image with DRR of the planning CT Published by:Technical Innovations & Patient Support in Radiation Oncology 27 (2023)
Data-Driven Respiratory Gating Outperforms Device-Based Gating. Published by: the Society of Nuclear Medicine and Molecular Imaging(2020)
Mizuno, Hideyuki, et al. “Commissioning of a respiratory gating system involving a pressure sensor in carbon‐ion scanning radiotherapy.” Published by: Journal of Applied Clinical Medical Physics, 20.1 (2019): 37-42.
Feasibility of Systematic Respiratory-Gated Acquisition Published by: Feasibility of Systematic Respiratory-Gated Acquisition (2018)
Cummings, David, et al. “Four-dimensional Plan Optimization for the Treatment of Lung Tumors Using Pencil-beam Scanning Proton Radiotherapy.” Published by: Cureus Journal of Medical Science, 10.8 (2018)
Combined Electrocardiography- and RespiratoryTriggered CT of the Lung to Reduce Respiratory Published by: Korean J Radiol (2017)
Snyder, Jeffrey E., Ryan T. Flynn, and Daniel E. Hyer. “Implementation of respiratory‐gated VMAT on a Versa HD linear accelerator.” Published by: Journal of Applied Clinical Medical Physics, 18.5 (2017): 152-161.
Buther, Florian, et al. “Impact of data-driven respiratory gating in clinical PET.” Published by: Radiology, 281.1 (2016): 229-238.
Delivery_efficiency_of_an_Elekta_linac_under_gated Published by: JOURNAL OF APPLIED CLINICAL MEDICAL PHYSICS(2014)
Grootjans, Willem, et al. “Amplitude-based optimal respiratory gating in positron emission tomography in patients with primary lung cancer.” Published by: European Radiology, 24.12 (2014): 3242-3250.
Martinez-Moller, Axel, et al. “Dual cardiac?respiratory gated PET: implementation and results from a feasibility study.” Published by: European Journal of Nuclear Medicine and Molecular Imaging, 34.9 (2007): 1447-1454.
The Management of Respiratory Motion in Radiation Oncology ? Report of AAPM Task Group 76. Published by: American Association of Physicists in Medicine (2006).

Q&A

ロードセルとレーザセンサはどちらの感度が優れているのですか?
感度に優劣はありませんので、用途に応じて使い分けてください。 患者様の体に直接装着するロードセルは、ガントリーが深いPET-CTなどに適しています。 患者様へ直接装着しない非接触式のレーザセンサは、放射線治療や固定具を使用する場合に適しています。
ロードセルスタンダードとディープの違いは何ですか?
感度はスタンダードの方が高く、測定範囲はディープの方が広いです。 スタンダードは、比較的呼吸による体表の動きが小さい患者様に対して使用します。 ディープは、呼吸による体表の動きが大きい患者様に対して使用します。
テスト波形が出力されません。
ソフトウェア上の設定から『TEST SIGNAL』を有効にする必要があります。 また、センサ等の構成品がすべて接続されている必要があります。 アプリケーションの画面中央に『Test Signal』が表示されているのに、テスト波形が表示されない場合は、Magnification・Positionを調整して下さい。
一台の呼吸同期システムAZ-733VIに複数台の外部装置を接続するには、どうすればよいですか?
接続される装置の専用ケーブルと専用インタフェースの追加が必要になります。 また、使用される部屋のレイアウトによっては、接続ケーブル類も追加となります。
使用するケーブルの種類を教えて下さい。
下記接続レイアウトを参照下さい。
メンテナンスの頻度について教えて下さい。
年に一度の、低圧電源点検、検出器性能試験、総合動作試験(有料)を推奨しております。
保証期間はどれくらいありますか?
保証期間は引き渡し後1年間となりますが、必要に応じて1年から5年の延長保証サービス(有料)がございます。
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